top of page

【2024年最新】
時計買取専門店がクラスプコードから製造年を調べる方法を解説!! | 一覧表まとめ有り

ROLEX(ロレックス) デイトジャスト 16234 買取.png

・ブレスレットを外す道具がなくても製造年を特定する方法はあるのか?

・シリアル番号とクラスプコードの年代があってないけど問題ないのか?

・クラスプコードに「S」がついているけど問題ないのか?

多くの人々に愛されているロレックスの時計ですが、その製造年を正確に知ることは時計の価値を正確に判断するのに非常に重要な情報となります。

2010年以前のお品物の場合は、シリアル番号から特定することが現時点ですと最も有力では御座いますが、お時計本体しかなくブレスレットを外す道具がない場合はどうしたら良いのでしょうか。

今回は、ロレックスの製造年をブレスレットを外さなくても確認できる方法について解説致します。

ロレックスの製造年について

​2. クラスプコードとシリアル番号について

​1. クラスプコードとは

クラスプコードとは、ロレックスのブレスレットのバックル部分に刻まれた製造年を示す番号のことです。

 

クラスプの「ロゴの右側」に、アルファベットや数字で刻まれているのが特徴です。

 

例えば、下記写真より「STTELINOX」という刻印の上にアルファベットが記されておりますが、この「U6」がクラスプコードです。このコードと下記記載の一覧表より、おおよそ1998年頃に製造されたお品物と推測されました。

ちなみに「STTELINOX」の"INOX"はフランス語で「酸化されない」という意味の言葉(inoxydable)から来ており、ステンレススチール製であることを示す刻印です。

写真:クラスプコード(U6)

​2. シリアルとクラスプコードの製造年が異なる事がある

ロレックスの生産終了モデルや5桁/4桁モデル等のヴィンテージモデルを確認すると、クラスプコードとシリアル番号では製造年が異なっている事が御座います。

非常に気になる点では御座いますが、実が珍しい事では御座いません。

異なる原因としては大きく2つ御座います。

1つ目が、ブレスレットを交換されている場合です。
​ブレスレットが切れてしまったり不具合などが発生し交換を行なっている場合、ケースの製造時期とは異なる時期に製造されたブレスレットが装着される事が原因となります。

​ロレックスを通してブレスレットを交換した場合は、クラスプコードに「S」がついており、製造年の特定にはシリアル番号の確認が必要となります。

2つ目に、ブレスレットとケースを組み合わせるタイミングでの在庫状況等です。
ケースとブレスレットがそれぞれ製造されたタイミングが異なっており、更にその2つを組み合わせるタイミングに、どちらかの在庫が余っており、古いものから使用される等によりズレが生じることがある等が挙げられます。

3.クラスプコードと製造年一覧

ロレックスのクラスプコートとおおよその年代を一覧にご紹介致します。

2012年頃〜はランダム品番となっており法則性はないと言われております。
また、1976年以前のクラスプコードには数字が刻印されています。

※この一覧はロレックス社が正式に公表しているものでは御座いませんのでご了承ください。

年代 1976〜2011年頃

まとめ

今回はロレックスのクラスプコードと製造年を確認する方法をご紹介致しました。

現時点での
販売及び買取価格は、クラスプコードよりシリアル番号の製造年がもっとも有力とされております。

ロレックスの愛好家の方や時計業界では「G番」や「U番」等、時計の年代を伝えるのによく言われている言葉ですが、クラスプコードではなく「シリアル番号の頭文字」となりますのでご注意下さいませ。​

クラスプコードは実際の製造年と異なっていることは珍しいことではなく、販売された当時から前後していた可能性も十分に御座いますので、あくまでクラスプコードはお目安として参考にして頂けますと幸いで御座います。

bottom of page